「ホテル型キャットシッターって、何ですか?」現役キャットシッターが解説します。

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こんにちは。

横浜市猫専門ペットシッターの西谷「ねこのお世話屋」です。


この記事に興味を持っていただき、ありがとうございます。


今回はホテル型キャットシッターについて解説していきます。

実は西谷「ねこのお世話屋」はホテル型ではないので、実体験ベースでの

説明にならないので、そのあたりはご了承くださいね。


ただ、ホテル型キャットシッターをしている人からの話も交えて

説明します。





今回の記事を読むと


・ホテル型キャットシッターの仕事内容

・ホテル型キャットシッターに向いている人の特徴


が理解できるようになります。

ぜひとも最後までご覧ください。



ホテル型キャットシッターとは?



ホテル型キャットシッターとは

文字通り

ホテルのように、猫ちゃんをお預かりしてお世話をします。

いわゆるペットホテルですね。

この場合も猫専門ならキャットシッターのカテゴリーに入ります。

一口にホテルと言っても

・テナントを借りて営業する場合

・自宅の一室で営業する場合

などがあります。


初期費用を抑えて開業できるのは自宅の一室で営業することでしょうね。


仕事内容としては

お預かりした猫ちゃんに給餌し、お水を与えて、排泄の片づけをする。

簡単な健康チェックを行う。

など、訪問型キャットシッターとほとんど同じです。

訪問型キャットシッターについての解説はこちらを併せてご覧ください。



ただ、大きな違いは

訪問型キャットシッターの場合は一連のお世話が終わるとお客様の家から退室するので

執務時間は30分~1時間程度であるのに対し

(契約内容やサービス内容によって時間はまちまちです)

ホテル型キャットシッターの場合は、泊りを含めた1日単位で執務することになります。


もちろん24時間四六時中お預かりしている猫ちゃんを見張る必要はないですが

急な病気やケガなどに備えて、すぐに対応できる体制を整えないといけません。


そういう意味では、ちょっと大変かもしれないですね。





ホテル型キャットシッターに向いている人の特徴①



ホテル型キャットシッターを始めるのに向いている人は

猫ちゃんへの愛情が深く、忍耐強い人

という特徴がまず挙げられるでしょう。


前項目でも挙げましたが

24時間猫ちゃんをお預かりしている間は、気を抜けません。


猫ちゃんの生態を理解している人ならわかりますが

猫ちゃんは環境の変化に弱い生き物

です。


テナントかもしれないですし、自宅の一室かもしれませんが

いつもと違う場所に連れてこられれば、大きなストレスを感じることは

容易に想像がつくと思います。


食欲不振になったり

ずっとビクビクし続けたり

不安で大きな声でずっと鳴き続ける

ということもあるかもしれません。


それも気の毒ですけど、体調不良になったり

思わぬケガをすることだって可能性としては十分ありえることです。


そんな時に冷静に対応できる忍耐強さと

猫ちゃんへの愛情の深さは必須でしょう。



ホテル型キャットシッターに向いている人の特徴②



愛情深さと忍耐力もそうですが、責任感の強さも重要です。

24時間体制で不測の事態に備えておくというのは、責任感がないと到底できません。

(もちろん訪問型キャットシッターにとっても、責任感は重要不可欠ですが)



お留守番猫ちゃんをホテルに預けたいという飼い主さんは多くいるので

ホテル型キャットシッターの需要は大きいです。

なので儲かると、そこだけ注目して開業すると続けられないんじゃないでしょうか。


ちなみに

「西谷「ねこのお世話屋」さんもキャットホテル始めたら人気でそうだし

儲かりそうだし、始めてみたら?」

というお声をありがたいことにいただきますが、

責任の重圧に耐えられそうにないのと、他のおうちの猫ちゃんを預かると

我が家の猫たちのストレスになるだろうと思ってお断りしています。


大豪邸に住んで、キャットホテル専用の別宅を敷地内に建てられれば

ひょっとしたらはじめるかも♪

遠い先の未来には!!






ホテル型キャットシッターに向いている人の特徴③




キャットホテルに就職して従業員として働く人ではなく、

開業経営していく人として向いている人の特徴になります。


ずばり

経営力がある

ではないでしょうか。

訪問型キャットシッターにとっても必要ですけど、ホテル型場合は、より重要です。

自宅の一室でやる場合ももちろんですが、どこかテナントを借りてやるとなると

家賃や光熱費が毎月固定でかかります。

それを支払ってでも猫ちゃんを預かって黒字にするためには

集客力必要です。

品質を落とさずシッティングするとなると、従業員を雇う場合もあるかもしれませんね。

となると、人件費も払うことになります。

それにホテル型キャットシッターとして開業するには

動物取扱業の業種「保管」「使用施設あり」として申請する必要があるので

提出書類も沢山あります。

(この記事内ではどんな書類が必要なのかは触れませんが

興味のある方は、お住まいの自治体の動物担当課に確認してみてください。)




ということで、訪問型キャットシッターに向いている人の特徴+アルファの特徴が必要ということになりますね。



いきなり目指すよりは



以上、ホテル型キャットシッターに向いている人の特徴を挙げました。


まとめると

猫ちゃんへの愛情が深く、忍耐強い人

責任感が強い人

経営力がある人

となります。



わたしは2015年の開業当時は、飼養施設ありで申請するのはハードルが高いと思ったものです。


それに猫ちゃんの生態として

おうちが大好き

と特徴を尊重したいという思いもあり、

訪問型キャットシッターとして開業することを選択しました。


もし開業を検討しているなら

ご自分のキャットシッターとして適性があるか?

という点を確認する意味で

訪問型キャットシッターとして開業して様子見つつ

これなら続けられそう、ホテル型にも進出したい!

と思えたなら

ホテル型キャットシッターとして業務の幅を広げるという方法が

いいのでないかと思っています。


あくまで個人的な意見ですけど・・・






ということで、最後までご覧いただきありがとうございました。

また次の記事を楽しみにしていてくださいね!




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