「屋号はどのように決めたらいいですか?」現役プロのキャットシッターが解説します

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こんにちは。

横浜市で猫専門ペットシッターをしている西谷「ねこのお世話屋」です。

「ニシヤネコノオセワヤ」と読みます。

キャットシッターとして個人開業する時に出てくる課題

「屋号」の決め方

について解説します。

たしかにどうしよう?

と思いますよね?

今回の記事を読むと

・キャットシッターの屋号の決め方

が理解できるようになります。

とはいえ、個人的見解になりますので、ご了承ください。

ぜひ最後まで読んでくださいね。




屋号はどのように決めたらいいですか?


正直、好きなように決めていただければいいと思います。

これからずっと使っていく名前なので、

ご自身がずっと使いたい名前にするのが一番かと。


特に動物愛護法などで、屋号のつけ方について言及はされていません。


ですが、気をつけたほうがいい点がいくつかあります。




屋号の決め方の注意点①近隣の同業者と被らないようにする


前回の記事でリサーチについて説明しました。


ご自身が開業予定である地域の同業他社について調べてもらうんでしたね。


このリサーチが役立ちます。

近隣の同業者と同じ名前にしてはいけません。


なんとなく考えていた候補の名前の中にすでに競合が使っているものがあったら

潔くあきらめましょう。


似たような名前も紛らわしいのでやめたほうが無難です。

例えば「キャットシッターハナ」にしたいとしましょう。

もちろんこの名前のまんまはダメですが

「キャットシッターハンナ」もぱっと見似ているので

避けたほうがいいですね。

ちなみに、例であげたハナはわたしの愛猫の名前です笑




屋号の決め方注意点②特殊な文字や記号は使わない



ひょっとしたら差別化したくて、

もしくはご自身のこだわりがあって

特殊な文字や記号を使いたいかもしれません。


でもおすすめはしません。


なぜなら、動物取扱業の登録の時にはじかれるかもしれないからです。


例えば

Ф(ギリシャ文字)やஐ(タミール文字)

̰(記号)

なのでしょうか。ここに挙げた文字だけでなく、一般的でない特殊なものは

使わないほうがいいですね。



屋号の決め方注意点③お客様が読めない名前にしない



注意点②と似たような理由ですが

屋号もキラキラネームのようなものにしないほうがいいです。

お客様が読めない、または読みにくい名前は避けましょう。


例えば「キャットシッター黄熊」。

実際に人の名前で使われているそうですが、黄熊と書いて「プー」と読むみたいです。

くまのプーさんということらしいですが。。。

正直読めないですよね?


わたしだったら、この名前のキャットシッターには依頼したくないですね。




屋号の決め方注意点④長すぎない



こちらについても、注意点③から派生しますが

長い名前はお客様に読んでもらいにくいですね。

呼んでもらいにくくもあります。


それにお電話でお問合せ対応する時に、ご自身が一番最初に名乗るわけです。

長いと言いにくいし、お客様は聞いてて嫌になっちゃいます。


こだわりがあって、どうしても長い名前つかたいなら

親しみやすい略称を持ちやすい名前にしましょう。



屋号の決め方注意点⑤サービス内容がわかるように



注意点⑤については好みがあると思いますので、あくまでご参考に。


サービス内容がわかる名前にしたほうが、お客様から見つけてもらいやすい気がします。

かっこいいこだわったあるアルファベット(英語)だけで表記された名前だと

サービス内容がわからないですよね?

例えば「YOKOHAMA SUNFLOWER」だったとしましょう。

ご自身がお花のひまわりが大好きだからこの名前にしたい、と思っても

この名前からキャットシッターだとわかる人はどれだけいるでしょうか?



西谷「ねこのお世話屋」の名前の由来と失敗談


わたしは2015年に西谷「ねこのお世話屋」という屋号で開業しました。

かっこいいスタイリッシュな横文字の名前にも憧れたのですが

誰から見ても、どんな仕事かわかるような名前にしようと思い

「ねこのお世話屋」にしたいと思いました。


お客様視点で考えました。

ただ、当時ある方から

「すでにねこのお世話屋という名前がすでに使われていると

商標登録されてたりすると訴えられちゃうかもしれないね」

というアドバイスをいただき、

開業するエリアの最寄り駅であった「西谷」をつけました。


これで、どこでサービス提供している、どんなサービスの仕事がわかってもらえる!

と喜んでいたのですが

①西谷はニシヤと読むのですが、地元や近隣の人しか馴染みのない地名で

ニシタニと読まれてしまうことも多々ある。

(なのでこの記事の冒頭でもニシヤネコノオセワヤ」と読みます、と書いています)


②地名をわからず、人名を思われるのか

「西谷さん(ニシヤさん、ニシタニさん)」と呼ばれることがある。


ということがあり、あまり良い名前ではなかった可能性があります。


しかも、開業当初は西谷が最寄ですが

今は事務所兼自宅を引っ越し、最寄じゃなくなりました。


今でも

「西谷なら近いと思ってお願いしました!」

とお客様がおっしゃることがあり、恐縮しております。。。


でもわたしにとっては愛着のある名前ですし、

開業して間もないころからリピートいただいているお客様にも

覚えていただいた名前なので変えたくありません。


なので、最初に十分検討して屋号はつけたほうがいいですよ!

私を反面教師にしてくださいね!



ということで最後までお読みいただきありがとうございました。

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