こんにちは。
横浜市で猫専門ペットシッターの西谷「ねこのお世話屋」です。
「ニシヤネコノオセワヤ」と読みます。
このブログに興味を持っていただき、ありがとうございます。
キャットシッターになりたいと思っている人にとって
今やっている仕事と両立しながら、キャットシッターになる準備が
できるかどうかというのが気になると思います。
今回は
「仕事と両立しながらキャットシッターの開業準備ができるかどうか?」
を自らの経験から回答します。
この記事を読むと
・今の仕事をしながら開業準備ができるかどうか
・両立しながら開業準備をするコツ
がわかるようになるので、参考にしてください。
仕事と両立しながらキャットシッターの開業準備ができるかどうか?
ずばり答えは
「できます」
です。
なぜなら、わたしも会社員をしながら開業準備したからです。
当時はとある建設系の会社で事務職として正社員で働いていました。
平日は8時間みっちり働いてます。
しかも、中学生の男の子をひとりで育てるシングルマザーでもありました。
ついでに、息子の部活の保護者会会長もやってました。
平日は仕事、子育て。
土日は部活の保護者会活動と子育て。
それでもキャットシッターになる!という夢を諦めたくなくて準備をしていました。
その時にどのように時間を作って準備をしていたかをお話ししますね。
その前に、今現在開業準備をするのと、8年前に開業準備をしたのでは条件が
違うので、まずはその説明から始めます。
2023年現在と2015年では開業できる条件が違う
わたしが開業したのは2015年のことです。
当時は動物取扱責任者の要件を満たした資格を取得すれば
キャットシッターとしての開業の申請をすることができました。
ところが、2023年現在は資格だけでは不十分で
「半年以上の実務経験」か「1年以上の類似した実務経験」
が必要になります。
要件については下記の記事で説明していますので、併せてご覧くださいね。
余談にはなりますが、この要件の変更は平成元年(2019年)に改正された
「動物の愛護及び管理に関する法律」通称動物愛護法が2020年6月1日から
施行されたことにより、要件が変わりました。
個人開業のハードルがグッと上がったわけです。
ということで、わたしは半年以上の実務経験がなくても開業できる時代に
開業ができたのです。
この改正のお知らせを横浜市から受け取った時に
「自分は条件が厳しくなる前に開業出来ててラッキー」
と思ったのを今でも思い出します。
横道にそれてしまったので、話をもとに戻します!
半年以上の実務経験の部分は解説から抜かした状態で
開業準備をどうしていたか?
を説明していきますので、ご了承ください。
資格取得に向けての時間確保のコツ
当時は平日8時30分~17時30分まで仕事をしていました。
出勤前には息子のお弁当を作って、なかなか起きない息子をたたき起こしてました。
退勤後は買い出しをして、すぐさま帰宅し、
部活で疲れて帰ってくる息子のための夕食づくり。
そこから家事をして、ちょっとテレビを観たら寝る時間。
土日も部活に行く息子を送り出すので、自分の仕事が休みだからといって
ゆっくり寝れるわけでもなく。
しかも頑張っている息子見たさに、遠征先に応援に行ってました。
自分の時間なんてほとんどなかったです。
なので、資格取得に向けた勉強は早起きして確保していました。
6時30分に起きていたところを5時30分に起きて
勉強していました。
その代わり早く寝るようにしていましたけど。
わたしの場合は仕事で疲れて帰ってきてから、家事をして
それから勉強の時間にあてるのは難しいと思って早起きすることに
しましたけど、
ご自分に合った方法で勉強する時間を確保するといいと思います。
それに動物取扱業を取得するための資格は様々ありますが
国家資格である獣医師免許や動物看護士免許を取得するのに比べたら
学習時間はそれほどでもありません。
(わたしが開業した2015年当時は動物看護士は国家資格ではありませんでしたが)
仕事と子育ての両立に上乗せしての資格の勉強でしたので
正直4か月くらいの学習期間で取得可能な資格でしたが
9か月くらいかけて取得しました。
どうしても最短ルート、最短期間で資格を取得し開業したい!
というこだわりがないのなら、
仕事やプライベートを考慮して学習プランを立てれば大丈夫。
ただし学習サポート期間を6か月、やら1年を設けている資格もあるので
そこは気をつけながらにはなりますが。
わたしは当時は通勤時間に時間がかかる職場ではなかったですが
もし30分以上電車に乗るような会社に行っているのであれば
往復の通勤時間を資格の学習時間に充てることも可能ではないでしょうか。
行政には事前に連絡して申請を
晴れて資格を取得することができ、
半年以上の実務経験、または同様の1年以上の実務経験も積んで
その証明も取得したとしましょう。
いよいよ営業する予定の自治体の動物取扱業を主管している区役所や
動物愛護センターなどに申請をします。
自治体にもよるかもしれませんが
平日に窓口に行って申請手続きをします。
平日休みのお仕事をしている人なら問題ありませんが
平日は今の仕事で休暇を取得して行く場合は
必ず事前に電話して必要書類や条件などを確認しておきましょう。
特にわたしが申請した横浜市の場合は
横浜市動物愛護センターが管轄なのですが、申請窓口は区役所の生活衛生課でした。
(今も同じだと思います)
動物取扱業のことに詳しい人が窓口でない場合がほとんどで
きちんと受付してくれるまでにすごく時間がかかります。
わたしが申請した時も受け付けた窓口の職員が仕組みを理解しておらず
「この資格では申請を受け付けられません」
とおっしゃいました。
そんはずがない!とわたしが伝えると愛護センターに電話されて
大丈夫だとわかり、受け付けてもらえた。というエピソードがあります。
なので、あらかじめ動物愛護センターに必要資格や必要書類を確認してから
申請に行ったほうが時間の無駄が省けます。
もし開業前提でキャットシッターを始めるつもりなら
営業する予定の自治体のホームページなどで
管轄はどこか?申請窓口はどこか?
確認した上で開業準備を始めてもらうのが安心ですね。
ということで、今の仕事と両立してキャットシッターの開業準備ができるかどうか
について、経験を元に回答しました。
参考になれば嬉しいです。
これからもキャットシッターになりたい人に向けて
参考になる記事を書いていきますので
よかったらまたご覧くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございした。
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