「キャットシッターって、猫が好きなら誰でもなれるの?」現役猫専門ペットシッターがお答えします

基本編
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こんにちは。横浜市猫専門ペットシッターの西谷「ねこのお世話屋」です。

ニシヤネコノオセワヤと読みます。

猫専門ペットシッター、通称キャットシッターという職業についてご質問をいただくことが多いので

現役のキャットシッターとして、経験を踏まえながらお答えしようと思います。



このブログを読むと

  • キャットシッターという仕事に必要なスキル
  • キャットシッターに向いている人の特徴

が理解できます。

気軽に読んでいただければ嬉しいです。


<はじめに>キャットシッターと猫専門ペットシッターという言葉の使い方について


ちなみにですが、キャットシッターという言い方と猫専門ペットシッターという言い方の違いは、好みの問題で明確な定義の違いはありません。

わたしは普段は「猫専門ペットシッター」と名乗っていますが、キャットシッターという表現のほうがこの職業のことをわかりやすいと思う方も多いです。

ですので、このブログでは、キャットシッターという表現を多く使って説明しますね。



キャットシッターって、猫が好きなら誰でもなれるの?



ずばり答えは

誰でもなれるチャンスはあるけど、誰でもなれるわけではない

です。

その理由は以下の3つが挙げられます。

責任感と信頼性が必要だから

コミュニケーション能力が重要だから

猫の基本的な知識が絶対不可欠だから

それでは、それぞれの理由について解説していきますね。



理由①責任感と信頼性が必要だから


キャットシッターは、お客様の大切な猫ちゃんのお留守番をサポートしますよね?

例えば「明日18時に伺います」

とシッティングのお約束をしているのに、行かなかったらどうなるでしょうか?

想像してみればわかりますが、お客様はもう二度このキャットシッターには頼まない!

って思いますよね。

お約束を守る責任感は絶対必要なスキルです。


それから、お客様がご自宅を不在にしている時に

あらかじめ鍵をお預かりして、シッティング当日は伺います。

赤の他人に鍵を預けるわけですから、

「このキャットシッターさんになら鍵を預けても大丈夫!」

と思ってもらわなくてはいけません。

そのために信頼感が必要なのは容易に想像できるのではないでしょうか?


理由②コミュニケーション能力が重要だから


猫ちゃんのお留守番をサポートするには

お留守番する猫ちゃんのことをよく理解しなくてはなりません。

あなたがもしキャットシッターだったら、猫ちゃんに聞きますか?

それとも、猫ちゃんの飼い主さんであるお客様に聞きますか?

ひょっとしたらまれに自分のことを説明できる猫ちゃんがいるかもしれませんが!

お客様にヒアリングするはずです。



そのためにコミュニケーション能力が必要だということは理解していただけるはずです。

お客様が上手に猫ちゃんのことを説明してくれるように

キャットシッター側がわかりやすい質問を投げかけられるかによって

シッティング当日の行動が決まります。

例えば、脱走癖のある猫ちゃんのおうちに行くときは、より慎重に玄関を開けよう。

怖がりな猫ちゃんのおうちに行くときは、より静かに入室しよう。

など予定できます。

飼い主さんにとっては当たり前と思っている猫ちゃんの特徴を聞き出すには質問力が絶対不可欠だからです。


理由③猫の基本的な知識が絶対不可欠だから


猫ちゃんが好きなだけではキャットシッターになれない理由のひとつとして

生態などの基本的な知識があることが重要です。


ただ、猫ちゃんがお留守番しているところに行って、可愛がるだけではありません。

猫ちゃんの基本的な健康チェックも、キャットシッターとして行います。



そのためには

・猫ちゃんのなりやすい病気

・猫ちゃんがケガしやすい場所

・体調不良が出やすい体のパーツ

などを知っていなければ、健康チェックはできませんよね?


ただ猫が好きなだけではなれない理由がおわかりいただけたのではないでしょうか?



他にも理由はあるけれど


以上が猫ちゃんが好きなだけではキャットシッターになれない理由になります。

ですが、上記3つは基本中の基本の理由であって、他にも理由はさまざまあります。

それは別の記事で追い追い触れていこうと思っていますので

次の記事も楽しみにしていてください!


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